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第20回放送 再会の夏・河合奈保子リクエスト大会《後篇》

第20回放送 再会の夏・河合奈保子リクエスト大会《後篇》

<2017.8.27OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

第20回放送 再会の夏・河合奈保子リクエスト大会《後篇》

8月30日に3枚組DVD『河合奈保子プレミアムコレクション~NHK紅白歌合戦&レッツゴーヤング etc.~』をリリースする河合奈保子さんは、オーガナイザー濱口にとって最も思い入れのあるアーティスト。NHKの歌番組における歌唱シーンを収録した今回のDVDは待望のアイテムであり、その発売を知った時から「前夜祭的な番組を作って、ファンの方たちと喜びを分かち合いたい!」と考え、このたびのリクエスト企画を実現させました。
前篇では10代のアイドル時代の作品が中心でしたが、後篇となる今回は、シンガーとしてもソングライターとしても飛躍的な成長を見せた20代以降の作品で構成。他の番組では聴けないようなアルバム曲や自作曲などをふんだんに取り上げつつ、リスナーの皆さんから寄せられた奈保子さんに対する熱いメッセージも時間の許す限り紹介させていただきました。


01_THROUGH THE WINDOW01.「THROUGH THE WINDOW~月に降る雪~」河合奈保子(1985)
訳詞:売野雅勇 作曲:Peter Beckett 編曲:Tom Keane & Humberto Gatica
米国のロックバンド、スターシップのボーカルとしても活躍したグレイス・スリックが84年に発表した作品の日本語カバー。専属バンド(NATURAL)を従え、パワフルなボーカルを聴かせる奈保子さんのロックシンガーぶりが注目されました。2年後輩の82年組アイドルに続いて85年デビュー組もブレイクし始めた当時、22歳の奈保子さんは大人の歌を歌える歌手に成長。24作目のシングルにあたる本作はオリコン7位のヒットを記録しました。

02_デビューBGM.「デビュー~Fly Me To Love~」河合奈保子(1985)
作詞:売野雅勇 作曲:林 哲司 編曲:鷺巣詩郎
5周年記念曲としてリリースされた本作は、劇場版アニメ『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』の主題歌に起用された「MANHATTAN JOKE」との両A面シングル。「初心に帰る」という意味合いを込めて、「デビュー」と命名されました。アルバムでは83年に1位を獲得していた奈保子さんですが、シングルでは無冠だったため、当時のスタッフは「この曲で1位を獲らせよう」と一丸となってプロモーションを展開。その甲斐あって21作目にして初のシングルチャート1位を獲得します。日本レコード大賞金賞受賞曲。

03_ANGELA(手をひいてアンジェラ)02.「ANGELA(手をひいてアンジェラ)」河合奈保子(1984)
訳詞:竜真知子 作曲:Erich Bulling、Ralph Johnson、Al McKay 編曲:Baba Jones Bull
TOTOのジェフ・ポーカロやマイク・ポーカロ、シカゴのピーター・セテラ、グラミー賞プロデューサーのデイヴィッド・フォスターなど、錚々たるミュージシャンが参加したLA録音の9thアルバム『デイドリーム・コースト』(オリコン3位)に収録されたポップチューン。当時最先端のウエストコーストサウンドに乗せて奈保子さんのダイナミックなボーカルが心地よく響きます。

04_星になるまで~NIGHT AFTER NIGHT03.「星になるまで~NIGHT AFTER NIGHT」河合奈保子(1985)
訳詞:売野雅勇 作曲:Tom Keane、Mike Himelstein 編曲:Tom Keane & Humberto Gatica
2度目の海外録音盤となる12thアルバム『9 1/2(ナイン・ハーフ)』(オリコン10位)に収録されたAORテイスト溢れるスローバラード。デイヴィッド・フォスターの右腕として知られるウンベルト・ガティーカをプロデューサーに迎えたこのアルバムは、米国の腕利きミュージシャンたちが奏でる煌びやかなサウンドが特徴的ですが、曲によって様々な表情を見せる奈保子さんの深みのあるボーカルも聴きどころとなっています。

05_エスカレーションBGM.「エスカレーション」河合奈保子(1983)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗
デビュー4年目、20歳を直前にした奈保子さんが初めてイメージチェンジを図った13thシングル。作詞に前年「少女A」(中森明菜)でブレイクした売野雅勇、作曲に大御所・筒美京平を初めて迎え、オリコン3位、自己最大のセールスを記録するヒットとなりました。新しい路線で見事に結果を出した奈保子さんは本作で、日本レコード大賞金賞や『あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭』最優秀アイドル賞などを受賞しています。

06_PARIS OCTOBER(パリは悲しみに燃え)04.「PARIS OCTOBER(パリは悲しみに燃え)」河合奈保子(1984)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:矢島 賢、矢島マキ
中期のメインライターとして、奈保子さんに多くの作品を提供した売野雅勇と筒美京平が全曲を書き下ろした10thアルバム『さよなら物語』(オリコン11位)に収録されたミディアムバラード。同アルバムは秋から冬のヨーロッパ各地で展開されるドラマチックな別れを描いたコンセプトアルバムですが、10月のパリを舞台にした本作で、奈保子さんはフランス語を交えながら切ない女心を聴かせてくれます。

07_ハーフムーン・セレナーデ (2)BGM.「ハーフムーン・セレナーデ」河合奈保子(1986)
作詞:吉元由美 作曲:河合奈保子 編曲:瀬尾一三
全収録曲の作曲を手がけた13thアルバム『スカーレット』(オリコン4位)からリカットされた26thシングル。すでに前年からライブ等で披露していた自信作で、シングルカットにも関わらずオリコン6位のヒットを記録しました。自作曲のバラードをピアノを弾きながらドラマチックに歌い上げる姿は正真正銘のシンガーソングライター。本作以降、奈保子さんはアーティストとしての活動を本格化させていきます。

08_秘めやかなラヴ・ストーリー05.「秘めやかなラヴ・ストーリー」河合奈保子(1989)
作詞:小谷野宜子 作曲:河合奈保子 編曲:ミッキー吉野
奈保子さんが作曲を始めた初期の頃に完成していた本作は、84年秋に開催された5周年記念リサイタル『秋の静けさの中に』で初披露。以後、たびたびコンサートで歌われており、ファンの間ではお馴染みの楽曲でしたが、89年5月にリリースされた自作曲ベスト『Masterpieces(河合奈保子作品集)』でミッキー吉野のアレンジにより初CD化されました。穏やかな語りと、徐々に盛り上がっていく情感溢れるボーカルとのコントラストが印象的なナンバーです。

09_想い出のコニーズ・アイランド06.「想い出のコニーズ・アイランド」河合奈保子(1986)
作詞:吉元由美 作曲:河合奈保子 編曲:瀬尾一三
13thアルバム『スカーレット』に収録されたノスタルジックなロッカバラード。素直なメロディラインと丁寧な歌唱は奈保子さんならではの持ち味ですが、ファンの間でも人気が高く、翌87年3月には同アルバムに収録された「緋の女」ともにカセットのみという形態でシングルカットされました。実在の地名は「コニー・アイランド」であり、奈保子さんもそう歌っていますが、タイトルだけが「コニーズ・アイランド」となっています。

10_Dear John07.「Dear John」河合奈保子(1988)
作詞:吉元由美 作曲:河合奈保子 編曲:高橋千治 & NATURAL
15thアルバム『Members Only』(オリコン13位)に収録された壮大なバラード曲。奈保子さんは当時24歳でしたが、結ばれなかった元恋人(John)に結婚を報告するという詞を、豊かな声量と幅広い声域を駆使してドラマチックに歌い上げています。ファンの間では名曲として支持されている作品で、今回も複数の方からリクエストをいただきました。

11_言葉はいらない~Beyond The Words~ (2)08.「言葉はいらない~Beyond The Words~」河合奈保子(1993)
作詞・作曲:河合奈保子 編曲:清水信之
18thアルバム『engagement』からの先行シングルとしてリリースされた35th「エンゲージ」のカップリング曲。奈保子さんにとっては数少ない、作詞も手がけた貴重なナンバーで、恋するときめきを軽快なリズムに乗せて歌っています。今回リリースされる3枚組DVDには95年に『アイドル オン ステージ』(NHK-BS2)で披露された本作の歌唱映像も収録されています。

12_face to faceBGM.「face to face」河合奈保子(2006)
作曲・演奏:河合奈保子
当番組で、ほぼ毎回、エンディングにおかけしている本作は、奈保子さんが2006年に発表した自作曲のインストゥルメンタル・アルバム『nahoko 音』に収録された曲。水の流れのように美しくきらめくメロディをピアノ1本で演奏しています。

13_十六夜物語09.「十六夜物語」河合奈保子(1987)
作詞:吉元由美 作曲:河合奈保子 編曲:瀬尾一三
2週にわたる河合奈保子特集のエンディング曲には、14thアルバム『JAPAN as waterscapes』(オリコン7位)からのリカットシングルでありながら、20作連続のTOP10入りを果たした本作をセレクトしました。『竹取物語』を思わせる和テイストにアレンジされたバラードをしっとりと歌いこなす奈保子さんは当時24歳。本作は日本作曲大賞で金賞を受賞するなど、作曲家・河合奈保子の才能を世に知らしめる作品となりました。

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