トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第24回放送 特集:3ヶ月連続!作詞家・阿久悠特集第4弾「深田太郎さんが語る父・阿久悠(後篇)」

第24回放送 特集:3ヶ月連続!作詞家・阿久悠特集第4弾「深田太郎さんが語る父・阿久悠(後篇)」

第24回放送 特集:3ヶ月連続!作詞家・阿久悠特集第4弾「深田太郎さんが語る父・阿久悠(後篇)」

<2017.12.24OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

第24回放送
特集:3ヶ月連続!作詞家・阿久悠特集第4弾「深田太郎さんが語る父・阿久悠(後篇)」

10月より3ヶ月連続でお送りしてきた「作詞家・阿久悠特集」もついに最終回を迎えました。ゲストは前週に続いて、阿久悠氏の長男で作曲家の深田太郎さん。放送日がクリスマスに重なった今回は、阿久氏の手によるクリスマスソングでスタート。その後はリスナーの皆さんから寄せられたリクエスト曲や、深田さんの印象に残る楽曲をご紹介し、番組後半では“年末感”溢れる阿久作品をお届けしました。
2017年は阿久氏の「没後10年・作詞家50年・生誕80年」のメモリアルイヤーで、数百篇に及ぶ未発表詞から多くの作品が楽曲化されるなど、様々なプロジェクトが展開されました。その過程で知り合った深田さんとオーガナイザーは同い年ということもあって意気投合。再会を誓って大型特集を締めくくりました。


01.「ブルークリスマス」Char(1978)
作詞:阿久 悠 作曲:佐藤 勝 編曲:Char
クリスマスイヴからクリスマス当日に切り替わった瞬間にお届けしたCharの6thシングル。岡本喜八監督、倉本聰脚本による同名SF映画の挿入歌で、作曲は映画音楽の巨匠・佐藤 勝が手がけています。大の映画好きで知られる阿久氏は、黒澤明監督作品や石原裕次郎主演映画などで辣腕を振るった佐藤をひそかに敬愛。異色の組み合わせはその佐藤から「作詞:阿久 悠、歌唱:Charで作りたい」と依頼されたことで実現しました。オリコン最高86位。

BGM.「愛のメリークリスマス」五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊(2002)
作詞:阿久 悠 作曲:船村 徹 編曲:若草 恵
本作はもともと五木ひろしのアルバム『翔 五木ひろし55才のダンディズム~船村徹 阿久悠とともに~』(03年6月発売)のために制作された楽曲でしたが、五木の提案で、当時TBSラジオ『エンカチックナイト五木・孝雄』で共演していた堀内孝雄とのデュエットが実現。その話を伝え聞いたつんくによって、ハロー!プロジェクトのメンバー19名が参加する、世代横断の画期的なクリスマスソングが誕生しました。オリコン最高24位。

02.「九時からのリリィ」カプチーノ(1981)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:都倉俊一
作曲を手がけた都倉が「僕にとって“売れなかったけれど愛しい歌”のベストワンと言っていい」とコメントするほどお気に入りの本作は、その都倉が肝いりでデビューさせたカプチーノというバンドのデビュー曲。同じ阿久×都倉コンビで制作されたペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」(ともに73年)に続く名作シリーズとしてリリースされ、05年には古内東子がカバーするなど、隠れた名曲として知られています。

03.「おおらか~北国の空の下で~」本田美奈子(1994)
作詞:阿久 悠 作曲:深田太郎 編曲:寺嶋民哉
阿久氏と深田さんによる親子共作は7曲ありますが、十勝のイメージソングとして制作されたこの楽曲もその1つ。深田さんは、東芝レコードのディレクターや劇団四季の音楽監督として活躍した音楽プロデューサー・渋谷森久(97年に他界)からの依頼で、阿久氏の詞にメロディをつけたといいます。本作は一般発売されませんでしたが、08年にリリースされた5枚組CD『続・人間万葉歌 阿久悠作詞集』に収録されています。

BGM.「時の過ぎゆくままに」大野克夫(1975)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:大野克夫
物心つく前からザ・モップスの曲を聴いていたという深田さんは少年時代、沢田研二のカッコよさに惹かれていたといいます。本作は阿久氏が沢田のために初めて書き下ろした作品で、阿久自身が原作を手がけた連続ドラマ『悪魔のようなあいつ』(TBS系)の主題歌。楽曲は6人の作曲家のコンペを経て大野克夫のメロディが採用されましたが、今回はそのコンペ用に制作されたデモテープ音源(03年発売のアルバム『幻のメロディー』収録)をお届けしました。

04. 「アメリカン・バラエティ」沢田研二(1978)
作詞:阿久 悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀
深田さんが「印象に残っている阿久作品」の1つとして挙げた本作は、沢田研二の12thアルバム『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと~』(オリコン最高7位)に収録。ローリング・ストーンズを思わせるバンドサウンドが印象的なナンバーですが、深田さんは阿久氏から「シングルA面候補」として白カセット(レコードになる前、関係者に配られるサンプル品)を聴かされたそうです。

05.「ラム酒入りのオレンジ」大野克夫(1977)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:大野克夫
深田さんが初めて「デモテープ」というものの存在を知ったのがこの曲でした。作曲を手がけた大野克夫は完成度の高いデモテープを作ることで知られており、阿久氏は大野と組むときはデモテープが届けられるのを楽しみにしていたといいます。本作はもともと沢田研二の10thアルバム『思いきり気障な人生』(オリコン最高1位)のために制作された楽曲でしたが、大野のデモ音源を15トラック収録したCD『幻のメロディー』(03年)で初めて商品化されました。

BGM.「舟唄」八代亜紀(1979)
作詞:阿久 悠 作曲:浜 圭介 編曲:竜崎孝路
79年の紅白歌合戦で八代が初めて大トリを務めたときの歌唱曲。今では彼女の代表曲に挙げられますが、もともとは阿久氏がスポーツニッポンに連載していた『阿久悠の実践的作詞講座』の美空ひばり編の教材用として書き下ろされた作品でした。八代にとって初の男歌となった本作はオリコン15位をマークするロングセラーを記録。紅白歌合戦では91年と99年にも歌唱されています。

06.「能登半島」石川さゆり(1977)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:三木たかし
出世作「津軽海峡・冬景色」に続くご当地ソングとしてリリースされた16thシングル。阿久氏は石川の芸名から石川県出身と思い込み、この作品を書いたというエピソードが知られていますが、翌78年には実際の出身地・熊本を舞台にした「火の国へ」を手がけています。オリコン最高7位の大ヒットを記録した本作は、日本テレビ音楽祭でグランプリを獲得。石川の代表曲の1つとして、2003年の紅白歌合戦でも披露されています。

07.「北の螢」森 進一(1984)
作詞:阿久 悠 作曲:三木たかし 編曲:川口 真
阿久氏がスーパーバイザーとして参加した五社英雄監督による同名映画の主題歌で、オリコン22位をマーク。凄まじい情念を描いた詞が評判となり、阿久氏に6度目の日本作詩大賞をもたらしました。森は84年の紅白歌合戦で本作を白組のトリとして歌唱。11月に東京・国際フォーラムで開催された『阿久悠リスペクトコンサート』でも2日目の大トリとして披露しています。

08.「あの鐘を鳴らすのはあなた」和田アキ子(1972)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:森田公一
日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を受賞した11thシングル。オリコン最高53位ながら、未来への希望を感じさせる詞と壮大なメロディが聴く者の心を捉え、今では日本を代表するスタンダードポップスになっています。紅白歌合戦では今までに6回歌唱されており、うち2回(91年、99年)は紅組のトリとして披露されています。

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