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第27回放送「増田惠子特集」(前篇)

第27回放送「増田惠子特集」(前篇)

<2018.3.18 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

第27回放送 増田惠子特集(前篇)特集

3月のゲストは、2月21日に両A面シングル「最後の恋/富士山だ」をリリースしたばかりの増田惠子さん。前作「奇蹟の花」から約12年ぶりとなる今回のシングルは2曲とも「作詞:阿久 悠、作曲:加藤登紀子、編曲:前山田健一」によって制作された話題の作品です。
オーガナイザー・濱口は2011年に発売された、ピンク・レディーの35周年記念BOX『Singles Premium』(CD23枚+DVD2枚)のブックレット用にロングインタビューをさせていただいたことがありますが、マンツーマンでお話を伺うのはそれ以来7年ぶりのこと。収録は終始和やかな雰囲気で進み、ケイさん(番組内でそう呼ばせていただきました)はなんと2時間半にわたって、貴重なエピソードを聞かせてくださいました。放送時間の関係で、泣く泣く割愛した箇所もありましたが、それでもケイさんのトークをできるだけご紹介するため、一部楽曲を1コーラスもしくは2コーラスにしてお届けしました。
第一夜となる今回は、新曲に関するお話はもちろん、デビュー前に“クッキー”名義で活動していた頃のエピソードや、ピンク・レディー時代の楽曲に対する想いなどを伺いました。


01.「富士山だ」増田惠子(2018)
作詞:阿久 悠 作曲:加藤登紀子 編曲:前山田健一
ケイさんにとって久々のダンスチューンとなった本作は、富士山が見える静岡県伊東市に在住していた阿久 悠の詞に、加藤登紀子が曲をつけたもの。富士山の応援歌として、2012年にMOON RIVER WALKERS、2014年には加藤自身もシングルとしてリリースしていますが、今回、加藤から「あなたはピンク・レディーのケイちゃんなんだから、ライブではもっと歌って踊らなきゃダメ!」と言われて、ノリのいいこの曲が贈られたといいます。アレンジはヒャダインこと前山田健一、振付はピンク・レディー時代の恩師・土居甫のアシスタントを務めていた渡辺美津子が担当しています。

BGM.「部屋を出て下さい」ピーマン(1974)
作詞・作曲:上岡健二 編曲:船山基紀
国民的アイドル、ピンク・レディー誕生のきっかけとなったオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)で、ケイさんと未唯mieさんが歌って合格した曲です。オリジナルは、サーカスの叶 正子が在籍していたコーラスグループの3rdシングル。もともと2人はモータウンやディスコサウンドが好きで、歌って踊れるユニットを目指していましたが、オーディションに合格するために、あえてフォーク調の本作を選び、衣装も素朴に見えるサロペットを着用したといいます。

02.「恋のレッスン」クッキー(1974)
作詞:たかはし雅美 作曲:福島邦子
高校1年生だった73年の冬、ヤマハのボーカルオーディションを個別に受けて、ともに合格したケイさんと未唯mieさんは、ヤマハの講師の勧めによってユニットを組むことになります。74年の夏にはポピュラーソングコンテストの東海地区決勝大会に“クッキー”名義で出場。そこで歌唱したのが、のちにシンガーソングライターとしてデビューする福島邦子が作曲した「恋のレッスン」でした。なお本作は2006年にリリースされた30周年記念の『PLATNUM BOX』で初CD化されています。

03.「星から来た二人」ピンク・レディー(1978)
作詞:阿久 悠 作曲:都倉俊一 編曲:萩田光雄
78年10月から79年6月にかけて、東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送されたアニメ『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』の主題歌。アニメではヤング・フレッシュが歌っていましたが、ピンク・レディーは同時期にリリースされた同名アルバムに本作を収録しています。彼女たちの半生を描いたアニメのため、本作の歌詞は静岡で歌手デビューを夢みていた頃の2人を思わせる内容となっており、ケイさんは初めて詞を渡されたとき、泣けて泣けて仕方がなかったといいます。

BGM.「渚のシンドバッド」増田惠子(2008)
作詞:阿久 悠 作曲:都倉俊一 編曲:小野澤 篤
オリジナルは言わずと知れたピンク・レディーの4thシングル(77年)。オリコンでは初めてミリオンセールスを記録したこの大ヒット曲を、ケイさんはソロアルバム『も一度遊びましょ Now & Then』でカバーしました。ボサノバ調のゆったりしたアレンジは、原曲とは違ったアダルトな雰囲気を醸し出しています。

04. 「インスピレーション」ピンク・レディー(増田啓子ソロ)(1977)
作詞:阿久 悠 作曲:都倉俊一 編曲:いしだかつのり
ピンク・レディーの1stアルバム『ペッパー警部』に収録された本作は、ケイさんにとって初めてレコード化されたソロ歌唱曲。当時はデビューしたばかりで、ソロとしてレコーディングすることなど全く想定していなかったそうですが、作曲を手がけた都倉から指導されたとおり、気怠く、ちょっと突き放したような感じで歌ったところ、「それだよ!」と褒められてOKが出たといいます。当時19歳とは思えぬ、色気のある歌唱が印象的なナンバーです。

05.「マンデー・モナリザ・クラブ(『INNOVATION』Ver.)」ピンク・レディー(2010)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:都倉俊一
ピンク・レディー時代の作品にはどの曲にも愛着があると語るケイさんですが、なかでもお気に入りなのが、アダルトなダンスナンバーの本作。デビュー後、子供たちから圧倒的な支持を得たため、キャラクター色の強い作品が続いていましたが、この曲を渡されたときは「ようやく自分たちが歌いたい歌に出合えた」と感激したそうです。今回は2010年にリリースされたニューボイスアルバム『INNOVATION』(原曲のカラオケに、新たにコーラスとボーカルを乗せたアルバム)に収録されたバージョンをお届けしました。

BGM.「OH!」ピンク・レディー(1981)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:都倉俊一
81年3月に一旦解散したピンク・レディーがその直前にリリースした22ndシングル。「マンデー・モナリザ・クラブ」以来、久々に阿久・都倉コンビが復活し、新しい道を選択した2人に餞のバラードを提供しました。当時、阿久は「今はこの歌詞の意味が分からないかもしれないけれど、君たちが齢を重ねたらきっと分かるようになる」とコメントしたそうですが、その言葉どおり、今では2人にとっても、ファンにとっても大切な、特別な曲になっています。

06.「最後の恋」増田惠子(2018)
作詞:阿久 悠 作曲:加藤登紀子 編曲:前山田健一
昨年(2017年)、没後10年・作詞家50年・生誕80年のメモリアルイヤーを迎えた阿久 悠の未発表詞に、加藤登紀子が曲をつけ、ヒャダインこと前山田健一がアレンジを手がけた話題の最新曲。長い年月をともにしてきたカップルの関係性を、温かい言葉で紡いだミドルチューンで、ケイさんは歌うたびに、夕焼けの道を手を繋いで微笑み合う2人の姿が浮かんでくるといいます。

07.「UFO」増田惠子(2008)
作詞:阿久 悠 作曲:都倉俊一 編曲:喜納政明
ピンク・レディー最大のヒットを記録し、78年の日本レコード大賞を受賞した6thシングル(77年)。昨年12月30日、39年ぶりに出演した日本レコード大賞では、一夜限りの再結成を果たし、変わらぬパフォーマンスで本作も披露されましたが、今回はケイさんのソロアルバム『も一度遊びましょ Now & Then』に収録されたジャズバージョンをお届けしました。

《イントロクイズ解答》

 

 

 

 

「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス

 

 

 

 

「恋の衝撃」朱里エイコ

 

 

 

 

「サルビアの花」もとまろ

 

 

 

 

「天使の誘惑」黛ジュン

 

 

 

 

「しあわせ芝居」桜田淳子

 

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