トップページ 特集 平山みき スペシャル・インタビュー レーベルの枠を超えて実現した初のオール・タイム・ベスト 新曲は橋本淳&筒…

平山みき スペシャル・インタビュー レーベルの枠を超えて実現した初のオール・タイム・ベスト 新曲は橋本淳&筒美京平の書き下ろし 早くも名曲誕生の声しきり!

歌謡曲リミテッド スペシャルインタビュー

平山みき スペシャル・インタビュー
レーベルの枠を超えて実現した
初のオール・タイム・ベスト

新曲は橋本淳&筒美京平の書き下ろし
早くも名曲誕生の声しきり!

(ページ: 1 / 2)

取材・文/鈴木啓之 取材協力/衛藤邦夫(日本コロムビア) 公開日:2014.01.17

作詞家・橋本淳と作曲家・筒美京平の秘蔵っ子として1970年にデビュー後、「真夏の出来事」「フレンズ」「真夜中のエンジェル・ベイビー」などのヒットを連ねて活躍を続けてきた平山みき。この度、久々のアルバムとして、複数メーカーの音源を集めた初のオール・タイム・ベストが完成した。これまでの歩みを振り返る恰好の一枚には、橋本淳&筒美京平の書き下ろしによる新曲「ビヨンド」も収録。タワーレコードからは限定シングルもリリースされ、いずれのジャケットもラッキーカラーのイエローが目に眩しい。新曲披露のテレビ番組収録を終えた平山さんに取材を敢行した。

--今回の新曲「ビヨンド」はどんな経緯で誕生したんでしょうか。

平山:私はこれまでずっと橋本淳さんと筒美京平さんにたくさんの歌を作っていただいてきましたけど、この歳になってもう一度やってみたいなと思って、周りにもやりたいやりたいって言ってたんですね。それに呼応して下ったスタッフの方々のおかげで、たまたま実現したんです。だからすごく幸せだなぁと思いますね。

--両先生とは日頃どのようなコミュニケーションを?

平山:あのおふたりは父親みたいなものなんですね、デビューした時から。最初の頃は怖い父親だったんですけれど、だんだん歳を重ねてくると、みんな丸くなってくるし、私が連絡しなくても、向こうから「何してるの?」「元気なの?」とか電話を下さったりして、ずっと繋がっているんですね。いろいろと心配していただいているようで。今回もとても喜んで下さっています。

--こんな曲が歌いたいとか、要望されるのですか。

平山:これまでにも自分が希望を出していろんな曲を作っていただいてるんですよ。ジャズっぽい曲だとか、ライヴで歌いたい曲もいくつかあって。その中で今回はプロデューサーの朝妻(一郎)さんに「これがいい!」って言われて決まったんですが、本当はほかにも何曲か候補があったんです。だからこれがうまくいったら次もありますよ、なんて(笑)。

--40周年の時にスイートベイジルでライヴを開かれた時も新曲を披露されましたね。

平山:その時にジャズを歌いたくて曲をお願いしたら、橋本さんが「ジャズおばさん」っていう詞を書いて、筒美さんがボサノバっぽい曲を書いてくださった。それはステージで歌っただけで音盤にはなっていないんですけどね。私がデビュー出来たのはおふたりのおかげですから。今回すごく嬉しいのは、デビューの時と同じコロムビアでこうして新曲を出せたことなんです。私もいろんなところで曲を出しましたけど、またこうして出発した場所に戻ってこられたのは感慨深いですね。情に厚い会社なんですよ、コロムビアって。これを最後にしないように頑張らないといけないなと思っています。

平山みき
「ビヨンド
~平山みき オール・タイム・ベスト」

COCP-38267 ¥2,940(税込) 
2013.11.20 RELEASE
amazonで購入する
収録曲:
1. ビューティフル・ヨコハマ
2. 真夏の出来事
3. フレンズ
4. 希望の旅
5. いつか何処かで
6. 恋のダウン・タウン
7. 真夜中のエンジェル・ベイビー
8. マンダリン・パレス
9. 絆
10. フィルム・シティー・モーテル
11. ビヨンド [新曲]
12. 鬼ヶ島
13. 冗談じゃない朝
14. 悪女
15. パーフェクト・サマータイム

--ずっと歌謡曲を歌ってこられたという自負は感じてらっしゃいますか。

平山:私たちの時代の歌謡曲は、いい曲は今聴いても充分いいわけですよね。むしろ今の人が聴くと新鮮に感じるかもしれない。あの時代に育った私たちは幸せだと思うし、いいメロディに出会えて良かったと思いますね。当時の曲に再びスポットが当てられたり、そういうことを言ってもらえたりするのは、すごく有難いです。ただ、今回の「ビヨンド」を少し年齢の高い方に聴いてもらったら「むずかしい」って言われたんですよ。サウンドが新しくなっているからそう感じてしまうのかもしれないですけど、聴いてみたらそんなにむずかしい歌ではないのよね。メロディは覚えやすい簡単なものだし、歌詞もとてもキャッチーだし。

--思わず体が動き出す感じのリズム&メロディですね。

平山:私たちってまだまだ楽しみたい年代なんですね。ライヴとかをすると、同世代位の人たちが歌ったり踊ったりしてくれるんです。そういう人は若い人たちばかりの場では出来ないじゃないですか。私のところだから踊れるわけで。そういう人たちがいっぱい集まってきてくれたら嬉しいなと思いますよね。発散する場を作ってあげられたらいいなと。

--新曲をベスト・アルバムに収めるという形態はどなたのお考えでしたか。

平山:これは朝妻さんですね。もともと新曲を録ろうよとおっしゃって下さったのが朝妻さんで、アルバムの企画を立ち上げていただいた。これまでの曲の中から、橋本さんと筒美さんと私でそれぞれベストテンを挙げることになった。それを合わせてみたら、コロムビアの曲がいちばん多かったんですって。それは結果的に良かったなと思っています。

--ディレクターは筒美さんの弟さんの渡辺忠孝さんですね。

平山:そうなんです。それはなんでかっていうと、「パーフェクト・サマータイム」っていう曲を何年か前に出してるんです。その時のディレクターが与田さん(橋本先生のご子息)だったのね。だから今度は渡辺さんにお願いしてということになって。家族ぐるみみたいな感じでしょうか(笑)。ある意味で恩返しみたいなところもありますね。みんな優しいし、仲間意識があってとてもいいんです。

(次ページへ続く)

PREV

ページ: 1 / 2

NEXT

平山みき

東京都出身。1970年に平山三紀として「ビューティフル・ヨコハマ」でデビューするや、その個性的なハスキー・ボイスが話題を呼び、2曲目の「真夏の出来事」がベストテン入りの大ヒットとなる。その後も多くのヒットを重ね、最近では自分のペースを保ちながらの歌手活動の傍ら、著書の出版や京都御池でのイベント「ジングルウィーク」のプロデュースなど幅広く活躍中。

平山みきオフィシャルホームページ:
http://www.yellowlion.jp/

昭和の歌謡曲に感謝を込めた音楽の祭典開催『歌謡選抜フェスティバルvol.1』。9月2日(土)新宿LOFTで開催

『東京レコード散歩』2017年2月22日発売。東京にちなんだ曲だけを収録したコンピレーション・アルバム『東京レコード散歩』第二弾がレコード会社3社から同時発売!

原田真二 提携グッズサイト『Feel Happy』音楽制作、ライブ活動、チャリティ事業を積極的に行い、2017年にはデビュー40周年を迎える原田真二との提携グッズサイトが「Feel Happy」。魅力的なオリジナル・グッズを提供していきます。

岩崎宏美 ONLINE SHOP 昭和51年1月に発売された『近代映画ハロー新春号 岩崎宏美 集』の全ページに、平成28年最新インタビューを追加した、特別復刻プレミア豪華版。

大場久美子 DELUXE BOOK トップアイドル時代の大場久美子の『近代映画』記事、グラビアを復刻!

ラジオ歌謡選抜

CDJournal

TWITTER

  • now loading...

disk union 昭和歌謡館