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テツandトモ 歌謡曲路線の王道をいく新曲「桜前線」で二回目の紅白歌合戦出場を宣言!

歌謡曲リミテッド スペシャルインタビュー

テツandトモ
歌謡曲路線の王道をいく新曲「桜前線」で
二回目の紅白歌合戦出場を宣言!

取材・文/広川峯啓 公開日:2014.02.25

「♪なんでだろう~」のお馴染みフレーズで、全国津々浦々老若男女から親しまれてきた人気コンビ、テツandトモ。ステージで矢継ぎ早に繰り出されるコミックソングの楽しさは、誰もが知るところだが、それも2人の歌唱力の高さがベースにあってのこと。これまでにもCD発売の実績がある彼らが、このほど作詞・渡辺なつみ、作曲・浜圭介という最強の布陣で、歌謡曲路線の王道をいく新曲「桜前線」をワーナーミュージックからリリースした。「目標は二回目の紅白歌合戦出場!」と高らかに宣言する2人に、勝負曲が生まれるまでのエピソード、愛してやまない歌謡曲への思い、そして歌と笑いの意外な共通点などを語ってもらった。

--これまで歌手としても活躍してきたテツandトモですが、今回発売される「桜前線」は、ワーナーミュージック移籍第1弾ですね。

テツ: 移籍第1弾っていうフレーズいいですね、ミュージシャンみたいで(笑)。

--トモさんは社会人時代にNHKのど自慢に出場されて、優勝を飾っていますが、その頃から歌手になることを目指していたんですか。

トモ:歌手になりたいという思いは、それほど強くありませんでした。友達に進められて、ハガキを1枚出したらたまたま抽選に当たって出場することになったんです。

テツ:実は僕も、小学生のときにちびっ子のど自慢に出場しているんですが、そこで一緒に歌った女の子が、あの水森かおりさんだったんです。僕らが紅白初出場した2003年に、彼女も初出場で「中本クン」って声掛けられてビックリしましたよ。

--まさに、歌謡曲が結ぶ縁ですね。

トモ:そうなんです。僕らも大学の同じクラスで知り合った間柄ですが、歌がなかったらそれほど親しくならなかったと思います。

テツ:同級と言っても、遊んだりするグループは別々でした。それがカラオケのときだけデュオを組んで、「あずさ2号」や「夏の終わりのハーモニー」を歌っていたんです。

トモ:性格はお互い正反対で、テツはお酒も飲まずに静かにしていて、楽しみも何にもないって感じで。

テツ:楽しみくらいあるわっ(笑)。

トモ:僕のほうがワーワー騒いで前に出るタイプで、今やっていることが逆になっちゃいましたね。

--新曲「桜前線」は、心に染みる曲ですね。渡辺なつみ作詞、浜圭介作曲というヒットメーカー同士による作品ですが、テツさんトモさんの方から依頼されたんですか。

トモ:いや、それが違うんです。去年の4月にテレビ東京の「カラオケ★バトル」に2人で出演して歌を披露したんですが、それを渡辺なつみさんがお宅でたまたまチャンネルを合わせていたんだそうです。

テツ:キッチンで料理しながら、音だけお聞きになっていたんだそうです。

トモ:そのうちにアレっと思って、ついテレビの方に引き寄せられたら、テツが歌っていたんです。

テツ:そのときは、五輪真弓さんの「恋人よ」を歌っていました。

トモ:続いて僕の歌も聴いてくださって、一緒に仕事をしたいと思われたんだそうです。それで翌5月にわざわざイベントまで足を運んでいただいて、楽屋を訪ねてくださったんです。

テツ:そこで「CD出しませんか?」って言ってもらいました。

トモ:でも、いきなりいらっしゃったんで、こっちも「ひょっとしてドッキリかも?」って身構えてしまいました(笑)。営業先の楽屋なんで、隠しカメラとか付けやすいんですよ。

--渡辺さんといえば、J-POPのヒットメーカーですが、今回の「桜前線」は昭和を思い出させる歌謡曲路線ですね。

トモ:作曲の浜先生とお会いしたら、そのときにはもう曲が完成していて、先生がギター弾いて歌ってらっしゃったんです。

テツ:なつみ先生との間では綿密に打ち合わせて出来上がったみたいなんですが、僕らにとっては突然のことでビックリしました。

--そこで初めて耳にした時の第一印象はいかがでしたか。

トモ:昔聴いていた歌謡曲ってこんな感じだったな。こんな歌を歌いたかったんだって、素直に思いました。

テツ:目をつむって聴くと、ふわっとビジョンが浮かんでくるというか。自分の体験にも置き換えられるところがあったりして、歌の世界へ入りやすかったですね。

テツandトモ
「桜前線」

2月26日発売
WPCL-11745 ¥1,000(本体)+税
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--素晴らしい楽曲をもらって、意気込みも新たにされたのではないですか。

トモ:正直、めちゃめちゃ気合い入っています。もちろん、これまでの曲も大切に歌ってきたんですが、この曲かはテツandトモの第二章が始まるという思いがあります。

テツ:今までもお笑いライブの後に、持ち歌やカバー曲を歌ってきたんですが、そういった思いもすべて、この「桜前線」に込めました。

--レコーディングは順調に進みましたか。

トモ:事前にたっぷり稽古して、ある程度作り上げた上でレコーディングに臨んだので、その場で意見が分かれたり、もめたりすることはなかったんですが、いつものように一人ひとり別々に録音して出来上がったものを聴いてみると、いまいち反応が良くなかったんです。

テツ:なので、普通はやらないんですが「一緒に歌ってみたら」って言われて、ためしにやってみたんです。

トモ:最後の方は遊び感覚でリラックスして録音したら、結果的にいちばん良かったみたいで、そのテイクがほとんど使われました。

--まさに長年培ってきたチームワークが発揮されたんですね。

トモ:2人で音を合わせること自体は基本的なことだし、今は機械を使えばいくらでもピタッと合わせられるんです。でも浜先生は「人間だからズレていて当然で、ピッタリ合ったら気持ち悪い」って言われるんです。

テツ:スタジオはいつもより広かったんですが、そこでノビノビと2人で歌ったのが効果的だったのかもしれませんね。

トモ:ふだんハモリを合わせるときには、技術面の細かい所まで意識して行うんですが、そういうことを飛び越えて気持ちよく歌えました。

テツ:なつみ先生からは「テツの声にトモが反応して、そのトモの声にまたテツが反応して、相乗効果が生まれてすごく良くなってた」って言っていただきました。

--歌ううえで、気をつけているところはありますか。

トモ:サビの前に「♪二人見てたこの空に」というところがあるんですが、レコーディングのときにこぶしを回して歌っていたら、浜先生に「そんなんじゃダメだよ」って言われたんです。

テツ:「女性の気持ちになれ」っておっしゃって、実際にその場で歌ってくださいました。

トモ:出来上がった曲を聴いてくださった何人もの方から「あのフレーズがいい」って、よく言われました。

テツ:僕も同じメロディラインのパートがあるんですが、関根真理ちゃんから「ここ、いいですよね」ってほめてもらいましたよ。前半は語りを意識しながら、目の前に愛する人がいるような感じで歌っています。

トモ:たぶん芸全般に言えることなんでしょうけど、押してばっかりじゃだめで、メリハリが大事なんですね。

--サビで盛り上げて歓声をもらうのも、歌謡曲の醍醐味でしょうけど、それだけじゃないんでしょうね。

テツ:後々まで残るのは、一見何気ないようなフレーズだったりするのが、歌謡曲の奥の深さなんでしょうね。

--2003年に紅白歌合戦初出場を果たしたテツandトモですが、この曲で二回目の出場を目指しているのではないですか。

トモ:芸人としてデビューしたときから、「目標は紅白!」と言いつづけていました。でもそこからは、「今度はネタじゃなく、歌で紅白に出る」というのが新しい目標になっていました。

テツ:衣装もジャージじゃなくて、今度は桜色のスーツなんて着てみたいですね。かなり気が早いですけど(笑)。

--お二人にとって、デュオの魅力とは何だと思いますか。

テツ:お笑いでもそうですけど、自分が持ってない部分を相手が補ってくれる点ですね。ぼくは楽器ができないので、ハモリも含めて専門的な音作りはトモに任せています。そこは大いに尊敬しています。

トモ:テツは学生時代からずっと五木ひろしさんの「契り」を歌っているんですが、それは僕にはどうしてもできない歌い方なんです。「契り」を聴いたときにしか感じないんですけど(笑)。

テツ:「契り」限定かよ!

--(笑)。最後に新曲へ賭ける意気込みをお願いします。

トモ:ワーナーさんというメジャーのレコード会社からCDを出させてもらえるなんて、夢のようです。出した事だけに満足せず、お客様に「いいね」って言ってもらえるよう、更に歌いこんで頑張っていきます。たくさんの方にこの曲を知ってもらい、そして、紅白に出られたら最高です。

テツ:コンビを組んで今年で17年目になりますが、いつもお笑いと歌は目の前にありました。これからもこの二本柱を大切にしていきながら、「桜前線」も2年、3年と歌い継ぐ中で、年々成長させていきたいですね。

テツandトモ

テツandトモ

中本 哲也(テツ)
1970年5月9日生まれ、滋賀県出身

石澤 智幸(トモ)
1970年5月10日生まれ、山形県出身

1998年2月にコンビを結成。2001年国立演芸場、花形演芸大賞銀賞を受賞。翌2002年には金賞を獲得。「なんでだろう~」が2003年新語流行語大賞、年間大賞受賞。デビュー・シングル「なんでだろう ~こち亀バージョン~」(2003年2月5日発売)は、20万枚突破の大ヒット。同年、「第54回 NHK紅白歌合戦」に出場。抜群の歌唱力から、その後もCDを数枚リリース。現在、全国各地で老若男女楽しめる、お笑いと歌のステージを展開している。

オフィシャルサイト:
http://wmg.jp/artist/tetsuandtomo/

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