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第46回放送「特集:岩崎宏美、筒美京平を歌う」

第46回放送「特集:岩崎宏美、筒美京平を歌う」

<2019.9.29OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

普段は第3日曜と第4日曜に放送している『午前0時の歌謡祭』ですが、第5日曜にあたる9月29日はスペシャルプログラムとして、いつもより1時間早い『午後11時の歌謡祭』をお届けしました。ゲストは2016年4月、2018年10月に続いて3回目のご出演となる岩崎宏美さん。今回は8月21日に『Dear FriendsⅧ~筒美京平トリビュート』をリリースしたばかりということもあって、すべて筒美京平作品で構成しました。
その宏美さんは来年(2020年)デビュー45周年を迎えますが、9月14日から全国ツアー「もうすぐ45周年!岩崎宏美コンサートツアー~残したい花について~」を開催中。9月25日には90年代にリリースしたアルバム4タイトル(95年の『MY GRATITUDE~感謝~』と『FULL CIRCLE』、97年の『SHOWER OF LOVE』、99年の『Never Again~許さない~』)がタワーレコード限定で復刻、11月3日には『Dear FriendsⅧ~筒美京平トリビュート』のアナログ盤LPの発売・・・と新旧作品のリリースが続いています。番組の収録は多忙なスケジュールの合間を縫って行なわれましたが、いつも通り、笑いの絶えない楽しいトークを聞かせてくれました。


01.「東京ららばい」岩崎宏美(2019)
作詞:松本 隆 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:筒美京平
最新カバーアルバム『Dear FriendsⅧ~筒美京平トリビュート』でもオープニングを飾る本作は、ラテンテイストのディスコチューン。オリジナルは78年にオリコン最高9位のヒットを記録した中原理恵のデビュー曲です。

BGM.「真夏の出来事」岩崎宏美(2019)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:筒美京平
デビュー曲「二重唱(デュエット)」(75年)以来、筒美京平からシングルA面18曲を提供されている宏美さん。稀代のヒットメーカーにいかに愛されていたかが分かりますが、「秘蔵っ子」と言われた平山三紀(現・平山みき)にもデビュー以来、17曲連続でシングルA面を書き下ろしています。本作はオリコン5位まで上昇した平山の2ndシングルのカバーです。

02.「雨がやんだら」岩崎宏美(2019)
作詞:なかにし礼 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:萩田光雄
70年代から90年代まで、幅広い年代の楽曲を収録している『Dear FriendsⅧ~筒美京平トリビュート』ですが、本作は朝丘雪路のシングルとして70年にリリースされた楽曲のカバー。オリジナルはオリコン5位をマークし、歌手としてはしばらく低迷していた朝丘に紅白再出場をもたらすヒットとなりました。

03.「にがい涙 with 岩崎良美」岩崎宏美(2019)
作詞:安井かずみ 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:深町 純
歌手になる前から、ジャクソン5やディオンヌ・ワーウィックなど、ソウルフルな音楽を好んで聴いていたという宏美さん。スリー・ディグリーズが75年に発表した本作もお気に入りだったといいます。日本限定シングルとして日本語で歌唱されたオリジナル盤はオリコン15位のヒットを記録しました。今回は『Dear Friends』シリーズでは6度目となる、妹・岩崎良美さんとのデュエットで息の合ったハーモニーを聴かせてくれます。


BGM.「女性」岩崎宏美(2019)
作詞:有馬三恵子 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:高田 弘
シンシア(南 沙織)のファンだった宏美さんは、デビュー前、『明星』や『平凡』付属の歌本で、南の作品のほぼすべてが「作曲:筒美京平」とクレジットされていることに気づき、「一体どういう人なんだろう」と思っていたそうです。「女性」はその南が74年にリリースした14thシングルでオリコン最高23位。今回は数あるシンシアのレパートリーから、最もお気に入りだという本作がセレクトされました。

04. 「雨だれ」岩崎宏美(2019)
作詞:松本 隆 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:萩田光雄
オリジナルは74年11月にリリースされた太田裕美のデビューシングル。オリコン14位まで上昇し、翌75年に日本レコード大賞新人賞などを受賞しました。同期デビューで太田と新人賞を競い合った宏美さんですが、「雨だれ」は当時から大好きなナンバーで、今回のレコーディングでは「もし私がこの曲でデビューしていたら、2曲目の『ロマンス』は生まれていたかしら」という想いが去来したそうです。

05.「恋人たち」岩崎宏美(2019)
作詞:阿木燿子 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:筒美京平
『Dear FriendsⅧ~筒美京平トリビュート』に収められた10曲のうち、唯一のセルフリメイク曲。79年にリリースされた洋楽のカバーアルバム『恋人たち』に収録された2曲のオリジナル曲のうちの1曲を40年ぶりに歌い直し、深みの増したボーカルを聴かせてくれます。

BGM.「夜明けのMEW」岩崎宏美(2019)
作詞:秋元 康 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:武部聡志
小泉今日子が86年に発表し、オリコン2位をマークした19thシングルのカバー。宏美さんはほかの歌手が歌う新曲を聴いた時、ヒットしそうかどうか、大体分かるそうですが(但し、自分の歌に関しては当たらないとのこと)、自然体で歌うキョンキョンの姿が印象的だったという本作は86年の紅白で歌唱されるなど、彼女の代表曲のひとつとなりました。

06.「人魚」岩崎宏美(2019)
作詞:NOKKO 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:鄭 東和、清水信之
今回のアルバムの中では挑戦だったという本作は、レベッカ解散後のNOKKOが94年にリリースした4thシングルのカバー。オリジナルはフジテレビ系ドラマ『時をかける少女』の主題歌に起用され、オリコン2位の大ヒットを記録しました。宏美さんはNOKKOの唯一無二の個性と世界観に当時から魅了されていたといいます。

BGM.「月見草」岩崎宏美(1999)
作詞:阿久 悠 作曲:筒美京平 編曲:島 健
9月25日にタワーレコード限定でリリースされた90年代のアルバム4タイトルのうち、『Never Again~許さない』(99年)に収められたセルフリメイク作品。オリジナルはデビュー曲『二重唱(デュエット)』(75年)のB面に収録された清らかなバラードです。デビュー25周年記念盤として制作された『Never Again』は筒美京平提供作品のセルフリメイク集で、本作はジャズピアニストの島 健がアレンジを手がけています。

07.「Wishes」岩崎宏美(1995)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:塩谷 哲
9月25日にタワーレコード限定でリリースされた90年代のアルバム4タイトルのうち、『MY GRATITUDE~感謝~』(95年)に収められたセルフリメイク作品。オリジナルはロサンゼルスで録音された9thアルバム『WISH』(80年)に収録されています。デビュー20周年記念盤の『MY GRATITUDE』は塩谷 哲がピアニスト兼アレンジャーとして参加。洋楽のスタンダードと宏美さんのオリジナル曲がストリングスとピアノによるアコースティックなサウンドで新たな輝きを放っています。

08.「センチメンタル・ブルー」岩崎宏美(2019)
作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史 原編曲:筒美京平
『Dear FriendsⅧ~筒美京平トリビュート』でもエンディングを飾る本作は、BUZZが79年にリリースしたシティポップのカバー。宏美さんは筒美京平の作品集でこの曲が必ずといっていいほど収録されていることを知り、今回のトリビュートアルバムで歌うことを決めたといいます。

<Informationコーナー>
10月16日発売 岡田有希子『Mariya’s Songbook』
84年に「ファースト・デイト」(作詞・作曲:竹内まりや、編曲:萩田光雄)でデビューし、正統派アイドルとして絶大な人気を集めた岡田有希子。その岡田に竹内まりやが提供した11曲(作詞のみ2曲)をすべて収録したコンピレーションアルバムが10月16日にリリースされます。9月11日には、2010年に発売されたCD/DVD-BOX『贈りものⅢ』が通販限定で復刻されるなど、岡田の歌声は令和になった今も多くの人の心を捉え続けています。

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